出会い系サイト・お見合いサイト・結婚相談所が掲げる会員数なんて、何の意味もありません
形ある商品やペットを販売するようなサービス業と違って、次のようなサイト
- 出会いサイト
- お見合いサイト
- 結婚相談所
が掲げる「会員数」について、皆さんはどの様に捉えていますか?
例えば、ホームページに掲載されている会員数が1万人の
- 出逢いサイト
- お見合いサイト
- 結婚相談所
があったとします。
それらサイトの実態を知らない素人の皆さんは、会員数が1万人と掲げられていれば、1万人の会員さんが現在進行形で出会いを求めて登録されていると直感的に思われることでしょう。
また、
なんて掲げられていれば、
- そんなに登録している人がいるサイトなら、確率的にきっと自分にも出会いがあるかも知れない!
などと思ってしまう方もいるでしょう。
でも、よくお考えになって下さいね。
その1万人の会員さんは、そのサイトに一体いつ登録したのでしょう?
異性の交際相手や結婚相手を紹介している
- 出会い系サイト
- お見合いサイト
- 結婚相談所
等々、表現が異なるだけで中身がどう違うのか分からないサービス業は、物品やペットのショッピングサイトと違って、意志のある人間のお相手をご紹介させていただくサービスですから、お金を払って登録や入会したからといって、必ずしも
- メール交換
- 直接的な出会い
- お見合い
- 交際
- 結婚
- 再婚
等が約束されているわけではありませんし、むしろ
なんて宣言をしているサイトは、
等が誇大広告で無いのであれば、そのサイト運営者は、あなたと「会う」その交際相手に対して、
- これから登録してくる見ず知らずのあなたと実際に会う約束
を事前に取り交わしていることになります。
でも、犯罪に巻き込まれ、サイト運営者から
- 援助交際
- 買春
を強要されているお相手で無い限り、そのお相手は、何の代償もなく、タダで見ず知らずのあなたと会う筈がありません。
つまり、見ず知らずのあなたに対して、
なんて根拠の無き宣言を掲げているサイトは、そのキャッチコピーを額面通り受け取れば、あなたとメール交換やお見合いをする相手に対して、会ってもらう「代償」の「お金=アルバイト代」等を払っているサクラ会員さんばかりのサイトであることを自ら宣言しているようなものなのです。
そして、
- スタッフの対応が悪い!
- 希望した相手がなかなか見つからない!
- いくらメール交換をしてもお金ばかり掛かっていつまで経っても実際に会えない!
- 嫌がらせや卑猥な内容のメールが頻繁に届く!
- メール交換すら出来無い!
- 覚えのない出会い系サイトやアダルトサイトから頻繁に広告宣伝メールが届くようになった!
等々、登録したサイトが当初の期待に反すれば、その
- 出会い系サイト
- お見合いサイト
- 結婚相談サイト
等を退会してしまうのが人間の心理ですし、フリーメールで利用出来るサイトでしたら、退会の時にいちいちサイト運営者に連絡などせずに、
- フリーメール自体を利用停止(廃止)する
- フリーメールの利用を停止するまでも無く、利用したまま放置して、一切見ないようにする
ものなのです。
従って、サイト運営者が意図的に会員数を水増ししていなくても、ホームページに掲示されている会員数の中には、
- 登録はしているけれど事実上活動していない幽霊会員さん
の人数も沢山含まれているのです。
特に、登録さえすれば次々に申し込みが出来る出会い系サイトには、
的な必死で稚拙な女性経験乏しき男性が沢山潜在しておりますから、
- 登録当初は沢山の申し込みを受けて浮かれていたものの
- お断りする事が如何に苦痛なことなのかを初めて実体験し
- 利用停止する
女性もおりますし、自己申告制や匿名利用可能な出会い系サイトであれば、自分の顔や所在が分からない事を幸いに、
- 様子見
- 冷やかし
- 商品売買目的
- 入信活動目的
- 犯罪目的
- セックス目的
- プロフィール詐称者
- 多重登録者
- 同業他社の潜入調査及び勧誘スタッフ
等が無数に含まれておりますから、そのような
- 卑劣な人間からの陰湿メールが届く事によって出会い系サイトの実態を体感し
- 登録男性の質の低さに不信感を抱いて
- 利用停止される
女性も沢山おります。
そして、ある意味賢い拝金主義者が運営する
- 出会い系サイト
- お見合いサイト
- 結婚相談所
等は、運営者がそれら実態を当初から見越した上で、敢えて見て見ぬ振りをして、ホームページに会員数を掲げます。
何故なら、
- 活動意欲の無くなっているゴースト会員
- 複数のメールアドレスを抱え、別人を装ってまで登録しなければならないほど困っている必死の男性
などのメンテナンスが面倒な事もありますが、何よりもホームページ上に会員数を多く掲げれば掲げるほど、それが絶大な広告となって、
「会員数が多ければ自分にも出逢いのチャンスがそれだけ増える」
と勘違いしている「出逢いの本質さえ分からない稚拙な人(特に男性に多い)」の集客が見込め、莫大な収益に繋がるからです。
また、
- 幽霊(ゴースト)会員
- 多重登録者
- 諸事情による活動休止会員
- 交際中会員
- 退会者
のメンテナンスを常時きちんと行っているサイトが仮にあったとしても、極端な例として
- 8千人が関東
- 2千人が関西
にお住まいの方で構成されている
- 出会い系サイト
- お見合いサイト
- 結婚相談所
でしたら、例えそのサイトで1万人の会員さんが現在進行形で真面目な出会いや交際を求めて活動されていても、九州や北海道にお住まいの方には殆ど意味がありません。
また、地域の問題に限らず、どのような
- 出会い系サイト
- お見合いサイト
- 結婚相談所
でも、単純な会員数だけでは、
- お客様がご希望される年齢・学歴・婚歴等のお相手がどれだけいらっしゃるか分かりません。
- お客様がいくらご希望されても、その対象となるお相手がお客様をご希望されなければ、どれだけ会員さんが沢山いても全く意味がありません。
つまり、会員数とは、「会員が多ければ自分と交際出来る人がいるかも知れない」という
- 気休め
- 表面上の確率に頼った安心感
に過ぎず、
- 公的な第三者に監査してもらったわけでも無い「会員数」など、同業他社との競い合いの為にいくらでも誤魔化せる数字
- むしろ、いつまで経っても社会に認められないこの業界は、同業他社との競い合いの為に、率先して会員数の水増しをしているサイトや会社ばかり
- そもそも人と人との「ご縁」は「数字」では到底計り知れないもの
なのです。
また、とても優秀な英会話の先生が何十人もいらっしゃる英会話スクールに入学されても、
- 周りの生徒が本気で英会話を習得しようとする意欲が無く、ただ暇つぶしに来て騒いでいるだけだったり、
- お客様ご自身に勉学の意欲が無ければ、
いくら高額な入会金を払っても英会話が上達しないのと同じように、どんなに見かけ上の会員数が多くても、心触れ合えるお相手がいるかどうかは全く別次元の問題なのです。
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